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女王決定戦は意外な結果に初夏を感じ始める５月４週目。東京競馬場では、牝馬クラシックの一戦・オークスが開催され、６番人気の『ニヤフロッティ』（ニヤ氏所有）がこれを制した。 ニヤフロッティは、３枠５番という好枠スタートから先頭集団に混ざり、道中様子をうかがう。最後のコーナーを過ぎ、集団の中にいた１番人気の『アナタガスキナノ』（アチャモ氏所有）が先に抜け出すと、それを追うようにニヤフロッティもスピードをぐんぐん上げる。残り２００ｍを過ぎたあたりでニヤフロッティが抜き去り、そのまま伸びた脚は一気にゴールを走り抜けた。 「いや～嬉しいです！ニヤフロッティは前走が未勝利戦で、今日いきなり重賞ですよ。しかもＧⅠ！それを勝利するなんてとんでもない馬ですよね。スタートも上々で、道中もうまく折り合いをつけ |
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て走ることができました。でもレース経験が少ない分、スタンドからの大きな歓声に驚いたりしないだろうかと不安はありましたが、物怖じせず堂々としてましたね。心配無用でした。この馬は絶対大物になると思いますよ」と、遼太郎騎手は嬉しそうな笑顔でコメントした。 デビューしてわずか２戦でＧⅠ勝利という快挙を成し遂げた『ニヤフロッティ』。今後の活躍が大いに期待できる牝馬だ。 勝利を掴め！期待の２歳馬特集！２歳馬戦がもうすぐ始まる中京サーバーでは、未来のスターホースを目指して調教に励んでいる新馬をたくさん見かけるようになった。その中で、今後活躍が期待されるであろう馬を紹介しよう。 最初に紹介する馬は、『ロックスパルディ』（オゾンロックス氏所 |
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有）だ。「どうです？この馬体。とても引き締まっていて力強さを感じませんか？まだ調教し始めたばかりですが、良い走りをしてくれますよ」とロックスパルディをなでながら調教助手の田中卓は話す。若干瞬発力に欠けるようだが、他の部分で補えることができれば十分大舞台で勝負できるだろう。来年のクラシックを賑わしてくれそうだ。
次に紹介する馬は、テディ産駒の『ジークシュセンド』（ホリデイ氏所有）だ。逃げが得意なようで、スタートからスピードに切れを感じる走りを見せてくれる。スタミナも高く、芝・ダートともに走れるのも魅力的だ。しかし、牧場長の柏木は「気性が少々荒いので、道中いかに折り合いをつけることができるかがポイントになりますね」と話す。じっくりと鍛え上げて、ぜひ苦手部分を克服して欲しい。
