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Live!スポーツ 中京版 第12号

樫の女王決定!

オークスはトランジスター!

追撃かわしハナ差勝利!

5月4週の東京競馬場では、「樫の女王決定戦」とも呼ばれるオークスが開催され、前走の青葉賞を3着と、惜しくも勝利を逃すものの好走した『トランジスター』(メタルクラウン氏所有)が勝利。ビッグタイトルを勝ち取った。

レース序盤は、馬群やや前方に陣取り、騎手の増位山とピッタリと息を合わせて道中を進むトランジスター。最終コーナーを抜け前を向くと、勝負所を見極めた騎手の増位山が動きだす。2・3発ムチを入れてゴーサインを出すと、GT勝利という栄光に向かって突き進んでいった。後ろからは『ナオコアベニュー』(ラフィンファーム氏所有)が、怒涛の追い上げを見せるがハナ差届かず、トランジスターが女王の座を奪い取った。

「いやー、何とか勝てたって感じっすね。ナオコアベニューの追い上げにはビックリっす。少し後ろを

振り返ったら、もの凄い勢いで迫ってきてるんですもん。仕掛けが少し遅れてたらヤバかったっすね。でもまぁ、オークスをとれたので大満足っす!次は秋華賞かエリザベス女王杯を狙っていきますよ!」と今日のレースを振り返ると共に、今後のレースについてコメントする増位山。

トランジスターの戦績は4戦3勝・うちGTを1勝と素晴らしい。今日のレースを見る限りでは、距離の都合も良いようだ。秋華賞、エリザベス女王杯での活躍を期待しよう!

中京2歳馬情報!

今シーズンも早6月に入り、2歳馬達がデビュー戦に備えて着々と準備を進めているようだ。その中から、本紙一押しの期待馬を3頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、アワッド産駒の『トラノフェイト』(トラッキー氏所有)だ。純白の毛並みが美

しい同馬は、走る姿も美しく、スピードに乗り颯爽と駆ける姿は多くのファンの心を掴むだろう。馬体を見る限りでは、デビューはまだまだ先になりそうだ。しっかりと育成を行い、デビュー戦に備えてほしい。

次に紹介する馬は、イエローゴッド産駒の『フリーギアサード』(ジブリール氏所有)だ。まだ入厩後間もないにも関わらず、騎手と息のあった走りを見せた同馬。早くも信頼関係を築いている様子。非常に従順なその姿は、若駒とは思えない程に落ち着いている。競走馬の特徴を見極めしっかりと育成すれば、優秀な一頭に育つだろう。

最後に紹介する馬は、アグネスタキオン産駒の『ケイズオブアリーナ』(アイルトンセナ氏所有)だ。調教を見たところ、折り合い良く走り、グイっと伸びる末脚が印象的で、馬体もまずまずといったところ。この調子でいけば早い段階でのデビューが期待できるだろう。

トラノフェイト / フリーギアサード / ケイズオブアリーナ