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Live!スポーツ 中京版 第10号

叩き合い制す!

ブリーダーズGCはコロタロウ!

ドバイ帰りの実力馬!
これからに期待!

夏競馬真っ盛りの8月3週、ブリーダーズゴールドカップが開催され、12番人気の『コロタロウ』(わにに氏所有)が人気を覆し勝利。自慢のパワーと勝負根性を武器に、激闘を制した。

後ろから差す競馬を得意とする同馬は、馬群最後方に位置を取り、上手く折り合いながら好機を伺う。最終コーナーを回り、前を向くと同時に一気にスパート。2着の『ヒマワリパイン』(ひまわり氏所有)との熾烈な叩き合い勝負の末、勝利を手にした。

「スタート直後は馬群の内に入ってしまったので、上手く抜け出せるか少し心配はしていたんですが、思ったよりすんなり外に持ち出せたので勝つ事ができました。ヒマワリパインと並んだ時も頑張ってくれたし、この馬のいい所を十分に出せたと思います。コロタ

ロウの人気が低いのは少し残念ですけど、結果を残せて嬉しいです。これからもコロタロウと一緒に頑張っていきますので、宜しくお願いします」と勝利の喜びを語る主戦騎手の麒麟。

前走の帝王賞やかしわ記念では、思うような結果を残せなった同馬だが、低い人気ながらもドバイワールドCを勝利しており、その実力は世界レベル。まだ成長の余地があるようにも見える。今後の活躍に期待しよう。

最新2歳馬情報!

今シーズンも、多くの産駒が誕生した中京サーバー。今回紹介する3頭の若駒は能力が高く、今後の活躍が期待出来る素質をもっているであろう。

まず最初に紹介する馬は、ヒムヤー産駒の『パンダマキバコ』(ぱんだ氏所有)だ。スピード、スタミナ、瞬発力に自信を持つ同馬の最大の魅力はその走り方。スピード

を活かし華麗に走るその姿は、大物の気配満点。これからの活躍が最も期待される次世代のスターホース候補生だ。

次に紹介する馬は、サンデーサイレンス産駒の『レインボウカラー』(四天王氏所有)だ。抜群に伸びる末脚と、併走馬に負けじと走る勝負根性が素晴らしい。馬の特徴を見極めて育成・出走すれば、良い成績を残してくれるだろう。

最後に紹介する馬は、レイズアネイティブ産駒の『パイライト』(河井継之助氏所有)だ。気性が良く、その場の状況を感じ取り上手く折り合う事を得意としているようだ。同馬のもう一つの特徴は、芝・ダート共に得意とするその柔軟性。体つきを見る限りでは、まだまだ鍛え上げる必要があるが、成熟期には良い結果を残してくれそうだ。

パンダマキバコ / レインボウカラー / パイライト