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Live!スポーツ 中京版 第9号

秋の盾は白馬が勝ち取る!

天皇賞・秋はアチャノハツコイ!

有力馬抑え見事勝利!

11月1週、東京競馬場では伝統と格式のある一戦、天皇賞・秋が開催され、美しい純白の毛色が目を引く『アチャノハツコイ』(アチャモ氏所有)が勝利。秋の盾を手中に収めた。

「今日は、前走の秋華賞から中2週での出走だったので、体力・調子面でちょっと心配していました。けど、アチャノハツコイはレース前から落ち着いていたし、末脚も良く伸びてくれました。有力馬の出走も多くて外枠だったので、とにかく道中では無理をしない事と、なるべく良い位置につける事を考えて乗りました。結果、秋華賞に続いてこのレースも勝つ事が出来たので良かったですよ。期待にも応えられたので今はホッとしてます」とコメントする騎手のさとし。

さとし騎手も話すように、アチャノハツコイは11月3週の秋華賞

に出走し見事勝利。今シーズンでGT2勝を挙げ、連対率も100%と、文句の付けようのない成績を残す優秀な競走馬だ。今後のレースでも、この白馬の姿がターフビジョンに映し出される事を期待しよう!

今後が期待のスター候補生!

中京サーバーは11月2週を迎え、秋の重賞戦線で賑わっている。ここでは、今・来シーズンの活躍が期待される、スター候補生を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、アグネスタキオン産駒の『アグネスエムブレム』(智勇牧場氏所有)だ。デビュー戦は2着に8馬身差を付け圧倒的な勝利で飾るが、続く2戦目は力及ばず8着に終わってしまった。しかし、同馬の身体能力からすれば、この程度で終わる馬ではないはずだ。馬場適性を見極めた上で自慢の体力をフルに活かせば、重賞での活躍も十

分に見込めるだろう。

次に紹介する馬は、エイシンプレストン産駒の『シンデレラキッス』(セドゥワ氏所有)だ。元々の潜在能力も高い同馬だが、その鍛え抜かれた馬体は、自身の限界を突破し更なる進化を遂げている。また、芝・ダート共に得意としており、幅広いレース選択ができるのも同馬の魅力。勝負根性もあり、とんでもない距離のロングスパートを可能とする同馬は、どのようなデビュー戦を見せてくれるのだろうか。

最後に紹介する馬は、エルコンドルパサー産駒の『ヒールスクリュー』(ブロンコ氏所有)だ。黒光りするその馬体からは、闘いへ臨む強い魂が伝わってくる。パワー・体力には絶対の自信を持っており、勝負根性もある。レース終盤ではキレのある末脚で、見事勝利を勝ち取ってくれるだろう。

アグネスエムブレム / シンデレラキッス / ヒールスクリュー