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Live!スポーツ チャーチル版 第30号

末脚大噴火!

ジャパンCはテンユウダイフンカ!

スランプ抜け出した!

シーズンも終了間近の12月1週の東京競馬場ではジャパンカップが開催され、『テンユウダイフンカ』(優作22氏所有)が勝利。コロネーションC2着、京都大賞典2着と勝ちきれない競馬が続いたテンユウダイフンカが、遂にスランプから抜け出した。

レースでは7枠13番からの発走となったテンユウダイフンカ。前を行く競馬が得意な同馬にとってはやや不利な枠順だが、ゲートが開くと同時に加速すると馬群最前線に陣取った。難なく道中をこなし、迎えた勝負の直線。スパートを掛けたテンユウダイフンカが真っ先にトップを奪うと、これを『キョウコカグライス』(深田恭子2氏所有)が猛追。あと僅かのところまで追い上げるが、まさに大噴火したかのようなテンユウダイフンカの勢いがこれを制し、1着でゴールに飛び込んだ。

「外枠からのスタートでスタミナ的に厳しいレースだったけど、テンユウダイフンカの名前に負けない良い脚で走ってくれました。最後にキョウコカグライスにかなり危ないところまで追い詰められたのにはヒヤっとしましたけど何とかなりましたね。この勢いに乗ってどんどん勝ち星を挙げられるように頑張ります!今日は応援ありがとうございました」と満面の笑顔でコメントする主戦騎手の弁慶。

自身の名前に負けない良い脚色でスランプという長いトンネルを抜け出し、遂にGT勝利を果たしたテンユウダイフンカ。GTに勝利し勢いのついた同馬が、今後どんな競馬を見せてくれるのか期待しよう!

チャーチル有力2歳馬情報!

第40シーズンも終了間近のチャーチルダウンズワールド。今回は、既に活躍中の馬と来シーズン

に活躍しそうな馬をそれぞれ一頭ずつ紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ライスシャワー産駒の『ミマノハツコイ』(美馬氏所有)だ。「まだまだ成長前ですが、かなりいい素質を持った馬だと思います。根性とパワー面ではこの馬の右に出る競走馬はいないんじゃないでしょうか。GTも十分に狙えると思いますよ♪」と嬉しそうに話す厩務員の川村。

次に紹介する馬は、レッドゴッド産駒の『キサキジェシカ』(ゴールドウィンド氏所有)だ。「函館2歳Sや京王杯2歳Sに勝利している我が牧場自慢の一頭です。短距離専門なので、阪神JFや朝日杯FSには出走しない予定ですが、来シーズンもガンガン勝ちを狙っていきますよ!」と話す牧場長の柏木。

今回紹介した2頭が、今後どんな活躍で観客を沸かせるのか要チェックだ!

キサキジェシカ / ミマノハツコイ