大穴の走りに観客も騒然

今シーズンも残すところあとわずかとなった１２月の２週目、あいにくの雨で不良馬場となった阪神競馬場では、ジャパンカップダートが開催され、１１番人気の『テンヲツクドリル』（笑氏所有）が勝利した。

レースは『アドバンビクトリー』（マキシム氏所有）がハナを奪い逃げる展開に。大きく差が開き、このまま逃げ切るかと思われたが、テンヲツクドリルが最終コーナーを回り溜めていた脚で一気に駆け上がると、勢いが衰えたアドバンビクトリーを差し先頭に立った。そのまま猛追してきた２着馬『レイジングハート』（カエル王氏所有）をかわしてゴール。

竹千代騎手は「私が前回テンヲツクドリルに騎乗したレパードステークスでは、直線に入ってあまり伸びがなく、惜しくもクビ差で負けてしまってすごい悔しかっ

たんです。今日のレースはそれを踏まえて早めに仕掛けました。思ってた以上に走ってくれて満足です。今日の勝利も含めて、今シーズンは良い成績で締めくくれそうです。来シーズンも、ダート馬といえばテンヲツクドリル！と思わせる活躍をファンのみなさんに見せたいですね。頑張りますので応援よろしくお願いします！」と笑顔を見せた。

今シーズンは海外にも挑戦し、見事ケンタッキーダービーとプリークネスＳを制覇したテンヲツクドリル。今最も注目されるダート界のスーパーホースの活躍から今後も目を離せない。

２歳馬最新情報！

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