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Live!スポーツ チャーチル版 第25号

伝統の一戦制す!

天皇賞・秋はアクアトッパ!

余裕の2馬身差勝利!

秋競馬シーズンで盛り上がりを見せる11月1週。東京競馬場では天皇賞・秋が開催され、ここまで5連勝の『アクアトッパ』(笑氏所有)が勝利。秋華賞に続き、余裕の2馬身差をつける快足で天皇賞・秋も制した。

レースでは、やや外枠からの発走となったアクアトッパ。ゲートから飛び出し、後半に備えて好位置をキープすると、騎手の鶴姫と息の合った競馬で道中を進む。最終コーナーを回り前を向くと、ジワリと伸びる末脚で2馬身の差をつけ、余裕の勝利を飾った。

「今日のレースは完璧でした!序盤からリズムも良くて、折り合いもバッチリ取れました。後続にも2馬身差で勝てましたし、かなり余裕をもっていく事ができましたよ。秋華賞から中2週での出走だったんですけど、アクアトッパはすこぶる元気でした。ここまで

6連勝中ですから、このままの勢いで突き進んで行きたいですね」とレース後に話す主戦騎手の鶴姫。

前走の秋華賞も、余裕の走りで1着をもぎ取ったアクアトッパ。今日のレースでも3歳馬とは思えぬ堂々とした走りで、見所あるレースを魅せてくれた。現在6連勝中の同馬。この勢いそのままに、来シーズンの春競馬でもきっと活躍してくれるだろう。

砂上の大接戦!

時を同じく11月1週、地方競馬場ではJBCスプリントが開催され、『ダックノンフィリカ』(優作22氏所有)が2着と同タイムハナ差という砂上の大接戦を制した。

レースは、馬群やや後方から先頭集団を追走する形で道中を進んでいくダックノンフィリカ。最後の直線手前、他馬より早目に勝負を仕掛けると、同時に外へ持ち出した。スピードを活かす華麗な

走りで勢いをつけ、大外を一直線。混戦を走り抜け、同馬初のGT勝利の栄光を掴み取った。

「あまり着差をつけることが出来ずに終わりましたが、この結果にはすごい満足しています。気持ち早目に仕掛けたのが正解でしたね。外を回っていったので途中で一杯にならないか心配でしたけど、何とかハナ差を奪う事ができました。それにしても今日のレースは混戦でしたねー。上手く前に出れるかヒヤヒヤしましたよ。何はともあれ、勝利出来たことが嬉しいです。ダックノンフィリカのお母さんと、母仔でJBCスプリント制覇ですからね!嬉しさ十倍です。今後も期待していて下さいね!」とコメントする主戦騎手の牛若丸。

今後は同馬の母、ファインエナジーが成しえなかったドバイGS制覇に挑んでいくのだろうか。今後の出走情報に期待しよう!

ダックノンフィリカ