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Live!スポーツ チャーチル版 第21号

春の盾勝ち取った!

天皇賞・春 イチドウホレストが制す!

キレ味鋭い末脚炸裂!

5月1週、京都競馬場では、中央競馬が誇る伝統と格式持つ一戦、天皇賞・春が開催され、圧倒的な強さから1番人気に支持された『イチドウホレスト』(一堂礼氏所有)が、他を寄せ付けない末脚を爆発させ勝利した。

「今日のレースは、イチドウホレストがいつにも増してキレのある末脚で伸びてくれたので、馬群に埋もれる事無く行く事ができました。今日のレースを勝って7連勝目なので、このまま2桁連勝を目指して頑張ります。実際は夢のような話ですけどね、この馬となら少し行けそうな気がしています。これからも応援宜しくお願いします」と話すと、大歓声のスタンドに手を振る主戦騎手のどんまい氏。

レースでは、最終コーナーを抜け横一線に並んだ中、イチドウホレストがジワリと頭一つ抜け出す

と、そのままグイグイと差を広げていった。2着の『デザインイン』(右ストレート氏所有)が必死に追走するも難なくかわし、余裕を持った1馬身半差でゴール。同馬の持つ類稀な瞬発力と美麗な走りを見せ付けられた一戦だった。

今シーズンに5歳になった同馬だが、今回のレースを見る限りまだまだ良い走りを見せてくれそうだ。今後も自慢の末脚を活かしたレースで観衆を賑わせてくれる事を期待しよう。

新馬戦直前!2歳馬情報!

あと1ヶ月足らずで新馬戦が開幕するチャーチルダウンズサーバーでは多くのスター候補生が誕生している。今回はその中でも特に優れた2頭を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、ブリッシュラック産駒の『フェイトライダー』(カエル王氏所有)だ。その全体的な能力の高さは目を見

張るものがあるが、同馬の最大の特徴は、持って生まれた圧倒的なパワーと、他の馬を蹴散らしてでも勝ちに行く勝負根性だろう。マイルのダートが得意な同馬だが、馬場にあった蹄鉄を装着する事でより実力を発揮できそうだ。しかし成長が遅いため、活躍するまでに育つにはそれなりの時間がかかりそうだ。じっくりと調教を行い、デビュー戦に備えれば結果を残してくれるだろう。

次に紹介する馬は、『マイルシティ』(哀愁氏所有)だ。芝・ダート共に適性は高くないものの、その他の能力は申し分ない程に高く、中でもスピードと持続力に絶対的な自信を持っているようだ。成長スピードも早いので、今シーズンの活躍も十分に期待できるだろう。こちらの馬も、馬場に合った蹄鉄を装着した方がより良い走りが出来そうだ。

フェイトライダー / マイルシティ