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Live!スポーツ チャーチル版 第19号

3歳最強馬決定戦!

ダービーを制したのはペアレントキー

見事なレコード勝ち

6月第1週に行われた東京優駿を『ペアレントキー』(ヨッピイ氏所有)が制し、見事3歳最強馬の称号を手にした。

当日の天気は良く、馬場のコンディションは良好。東京競馬場には年に一回の競馬の祭典を生で観戦しようと、多くの人が詰め掛けていた。

多くの注目を浴びる中、ついにレースがスタート。スタート直後は前に飛び出さず最後尾をキープし、お得意の差し脚を活かす戦法をとった。道中は『ディクロパーク』(みく次郎氏所有)が前方大きく飛び出し先行する。平均ペースでレースは展開し、ペアレントキーじっと後方に待機して脚を温存していた。最終コーナーを回ったところで各馬スパートをかけ、じわりじわりとディクロパークとの差を縮めていく。そして大きな先行が裏目に出たのか、ディクロパ

ークが失速した瞬間、そのチャンスを逃すまいと、馬群から2頭の馬が飛び出してきた。内からは『ガリュウワイバーン』(臥龍氏所有)、大外からはペアレントキー、残り300メートルで先頭に出た2頭は激しい叩き合いを繰り広げる。後方で脚を温存していた脚がここで活きたのか、ペアレントキーが僅かに前に出てそのまま1着でゴール板を駆け抜けた。

ペアレントキーは僅かデビュー3戦目で無敗のダービー制覇。これからの活躍が大いに期待できる見事な勝利だった。

デビュー目前2歳馬特集

年明けから早6ヶ月が経過し、今年2歳を迎えた競走馬達がデビュー戦に向けて着々と準備を進めている。今回は、その2歳馬達の中でも特に活躍が期待できる注目すべき逸材を紹介しよう。

まず最初に紹介するのは『ブラックエルナ』(ゼロエンナ氏所有)

だ。他の2歳馬達と比べて成長が早く、7月のデビュー戦から十分にその才能を発揮することができるだろう。気性は良くとても落ち着いており、2歳ながら既に大物の風格と気品を漂わせている。既に調教も開始しており仕上がりは上々、今後の成長と活躍が非常に楽しみな1頭である。

次は『ペガサスシャネル』(野山捨造氏所有)である。この馬も全体的に悪いところは見当たらず、総合力では間違いなく2歳馬の中でもトップクラスであろう。こちらも成長が非常に早く、2歳戦そして3歳明けのGIレースといった所での活躍が期待できる。少々気性は荒っぽいようなので、そこを上手く制する事が出来るかといった鞍上のテクニックも要求されるだろう。

ブラックエルナ / ペガサスシャネル