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Live!スポーツ チャーチル版 第16号

ダートでも強い!

ドバイワールドカップはイチドウノキン!

栗毛の怪物

3月の第5週目にドバイで開催された、ドバイワールドカップ。 世界のダートの猛者達が集まるこのレースを制したのは、『イチドウノキン』(一堂礼氏所有)だ。

主に芝のレースを使われており、ダートはやや苦手と言われていたが、そんな評判を吹き飛ばすかのように、前走の東京大賞典も制している。見事にドバイの地でダートを完全に克服し、世界のダート王へとのし上がった。

レースは、『ドバイミレニアム』(システム)の大逃げのペースで進む。イチドウノキンは慌てず先頭集団に待機。1枠1番という絶好の枠を生かした絶好のポジショニングで、内から抜け出すチャンスを待つ。直線に向くと先頭までの距離は軽く6、7馬身はあったが、徐々に差を縮め、先頭に立つと他馬を半馬身差抑えてゴールイン。同馬はこれがGT3勝目、

海外GTは初勝利となった。

しかしながらこの馬は、やや成長力が止まってしまったかもしれない。競走馬として今後も活躍してくれるのか、又は種牡馬として余生を過ごすのか、今後の動向に注目だ。

注目2歳馬を探せ!

今シーズンの2歳有力馬を紹介するこのコーナー、一挙に5頭を大紹介だ。

1頭目に紹介するのは、『プリコラン』(鷹匠氏所有)だ。成長は遅めのため、デビューは来年になる可能性が高い。全体の能力は高く特にスタミナがありそうだ。適性距離も長めの距離が向いており、中長距離から長距離GTでの活躍が期待できるだろう。

2頭目に紹介するのは、『シーマキュクレイン』(ちづるちゃん氏所有)だ。とても素直な性格をしており、安定したレース振りを見せてくれるだろう。やや芝は苦手

だが、ダートでは力強い走りをしてくれるに違いない。

3頭目に紹介するのは、『アクアジュリエット』(笑氏所有)だ。スピード能力がとても高く、短距離戦線で活躍が期待できる。根性もあるので、並ばれてからが本領発揮だろう。

4頭目に紹介するのは、『イディオム』(アトラス氏所有)だ。芝向きの走りで、マイル辺りから中長距離までこなせるので、牝馬クラシック向きと言える。後方から鋭い差し脚を披露してくれるはずだ。

5頭目に紹介するのは、『ジャマアデエルナ』(カリビアンシー氏所有)だ。ダート戦では苦戦を強いられるが、芝では幅広い距離で活躍してくれるだろう。気性も良いので折り合いの心配はなさそうだ。

プリコラン / シーマキュクレイン / アクアジュリエット / イディオム / ジャマアデエルナ