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Live!スポーツ チャーチルタウンズ版 第15号

黒光りする馬体

ダービー馬はディクロス

安定した走りで見事勝利

競馬の祭典・東京優駿が6月の第1週目に東京競馬場で開催され、『ディクロス』(フレック氏所有)が見事ダービー馬に輝き、3歳最強馬という名誉を我が物にした。

レースでは、まずまずのスタートから先頭集団に取り付き、折り合いをつける。馬群が固まりながら最終コーナーへ。最後の直線では、5、6頭が横に並ぶ大接戦へと突入。わずかにディクロスが早めに先頭に踊り出る。そんな中、大外からもの凄い脚で『ジャストアジゴロ』(金子真人氏所有)が飛んできた。ゴール前2頭が同時にゴールイン。写真判定の結果、内のディクロスがハナ差ジャストアジゴロの追撃を退けた。

デビューから2400mだけを走り続け、5戦3勝2着2回と安定した成績を残している。秋には菊花賞の舞台も待っているが、

クラシックディスタンスなら凱旋門賞やジャパンカップなどが用意されている。どこの道に進んでも活躍をしてくれるだろう。

マイル王はサウスレジェンドだ

5月から6月にかけて、東京競馬場ではGTレースが多数開催される。その中のマイル王を決める1戦、安田記念が行われた。このレースを制したのは、『サウスレジェンド』(すみれ氏所有)だ。昨年に続き連覇を果たした。

3歳時無敗で桜花賞、安田記念とGTレースを恣にした同馬。しかし、海外遠征から中々勝ちきれず惨敗の日々が続いていた。年が明け、馬が変わったようにドバイDF、Vマイル、安田記念と怒涛のGT3連勝を成し遂げ、マイル王の座へ再び返り咲いた。

2歳有力馬情報

チャーチルダウンズサーバーでは6月の4週目を迎え、早くも新

馬達のデビュー戦がスタートした。これから活躍が期待されるであろう有力馬達を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、『ブルックムーン』(チームツインズ氏所有)だ。父にアドマイヤムーンを持つ牡馬。最高スピードを持続する能力はピカイチで、最後の直線では後方からのロングスパートで他馬を圧倒してしまうだろう。距離は主に中距離を得意としており、来年のダービーを狙える1頭だ。

次に紹介する馬は、『フォーリ』(とっちゃる氏所有)だ。エルコンドルパサーを父に持つ牝馬で、父譲りの黒鹿毛が光る。スピード能力が高いので、短距離からマイル戦線で活躍が期待できる1頭だ。来年の桜の女王はこの馬か。

最後に紹介するのは、『ブリセレン』(ブルースカイ氏所有)だ。全体の能力は高く、安定したレースを見せてくれるだろう。比較的早くからの活躍が期待できるので、2歳王者の座を争う1頭になるに違いない。

サウスレジェンド ブルックムーン フォーリ ブリセレン