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Live!スポーツ チャーチルタウンズ版 第6号

秋の前哨戦、続々勃発!

夏を制するものは、秋を制す…?

牝馬の刺客現る!

秋のマイル王決定戦・マイルCSの前哨戦として知られる関屋記念を制したのは、キャリア4戦目の3歳牝馬『ブランニュネーサン』(池見さん氏所有)だ。3勝目で重賞初勝利を成し遂げた。

初挑戦となる重賞の舞台でも、いつものように落ち着き払っていた。道中を中団グループで追走し、最後の直線の瞬発力に賭けた。斤量が最軽量となる3歳牝馬としてのメリットを生かして、鋭く脚を伸ばす。早めに仕掛けた『ブリーズアップ』(すみれ氏所有)をクビ差で振り切り、ゴール板を駆け抜けた。

デビュー以来、1番人気の座を守り続けてきている人気馬が、遂に表舞台で頭角を現してきた。次走は、まだオーナーに勝ち星が無いGTの舞台に現れるかもしれない。マイルCSを目標とする陣営にとっては、気になる存在になり

そうだ。

3度目の正直!

秋のGT初戦となる、スプリンターズSを目指す競走馬が多く集う北九州記念では、4番人気の『イチドウトリップ』(一堂礼氏所有)が、3コーナーから早めの仕掛けで先頭集団に加わると、直線で先頭に立ってそのまま抜け出し、4勝目をあげた。

今回重賞に挑戦するのは3回目。初挑戦となったファルコンSでは、2番人気を得ながら5着に敗れ、2度目の挑戦・CBC賞では掲示板を外した。陣営には忸怩たる想いがあったことだろう。3度目の重賞挑戦で見事に勝利し、改めて地力の強さを証明した。

今後、スプリント戦線をますます盛り上げてくれるに違いない。

2歳馬特集!

本日の2歳馬特集は、本紙記者が注目する3頭の馬をご紹介し

たい。

1頭目は『コーラルマザグース』(フィンチリー牧場氏所有)。入厩してから間もない頃には既に、非の打ち所が無い能力の高さで牧場内の話題を独占していた。その素材は間違いなく一級品、早くもクラシックレースが狙える器だと話す関係者もいる。調教は非常に順調であるとのことで、デビューが待ち遠しい。

2頭目は『トワノライダー』(しゃん氏所有)。まだ万全の仕上がりには程遠いが、調教での動きを見る限り、覚えが良く比較的早く成長するものと思われる。体も丈夫で、ケガなどの心配も当分は無さそうだ。現時点でまだ産駒重賞勝利が無い父に、早く重賞勝利・そしてGT勝利をプレゼントして欲しい。

3頭目は『ワクワクマリ』(マイケル氏所有)。こちらもまだ仕上がりが万全ではないようだが、調教で見せる両親譲りの高いスピードは、素質の良さを感じさせる。じっくりと調教を重ね、力の上積みを期待したい。

コーラルマザーグース トワノライダー ワクワクマリ