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Live!スポーツ アスコット版 第29号

春の芽よ息吹け!

日経新春杯はサントンマージ!

大器晩成!次はGTだ!

1月3週の京都競馬場では、春の中長距離戦線での活躍を目指す競走馬たちが多く出走する日経新春杯が開催され、8番人気の伏兵『サントンマージ』(サンフェルナンド氏所有)が本命馬を打ち破る波乱を演出した。

「オーナーは『人気以上で頑張ってくれればそれでいい』って言ってましたけど、私はもっと上を狙える馬だと思っています。今日は力一杯応援しますよ!」と観戦スタンドで意気込む牧場長の柏木。

やや緊張した面持ちでゲートインしたUCR騎手とサントンマージは、ゲートを飛び出し、前方9番手で道中を進む。そのまま折り合い良く第4コーナーを回り、前を向くとすぐに勝負に出た。雨で重くなった馬場に苦戦し伸び悩む他馬を尻目に、自慢の力強さで大疾走するサントンマージ。グイグイとリードを広げ、1着で

ゴールを駆け抜けた。

「昨シーズンの暮れ頃から調子がいいなとは思っていましたが、まさかここまでの上積みがあるとは思いもしませんでした。今まで乗ってきた中で最高の走りですよ。それに、今回は位置取りも上手く行きましたしね。前走では位置取りで失敗したけど、その経験が上手く活かせて満足しています。今シーズンはビックタイトルを狙っていきますよ!」と笑顔で話すUCR騎手。

デビューから3シーズン目にして初の重賞勝利を挙げたサントンマージ。前評判を覆し、波乱を演出した遅咲きのスターは、今後どんな活躍をするのだろうか!

2歳馬最新情報!

第40シーズンを迎えたアスコットサーバー。現在までに誕生した期待の2歳馬情報をキャッチしたので、早速紹介しよう。

最初に紹介する馬は、サンデー

サイレンス産駒の『エドナンサンデー』(リュセイカ氏所有)だ。「他の馬に比べて成長も早そうだし、脚のバネも良さそうですね。早い段階でライバルの馬たちより多くの経験を積ませられれば、朝日杯を取れるだろうって牧場の皆で期待してますよ♪」と話す厩務員の川村。

次に紹介する馬は、キーストン産駒の『ティアラル』(ファースト氏所有)だ。「今シーズン、いや、これまでにうちの牧場で誕生した中で最高クラスの馬だと思っています。この馬なら、牧場初の重賞勝利だって夢ではないと感じています!まずはしっかりと育成していきたいですね」と話すオーナーのファースト氏。

今回紹介した2頭は、いずれも2歳馬、3歳春のレースで活躍できそうな馬だ。もしかしたら、ビックタイトルを賭けた一騎打ちも見れるかもしれない。期待しよう!

エドナンサンデー / ティアラル