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Live!スポーツ アスコット版 第15号

宝塚記念はポニーフラッシャー

無敗のGT馬誕生!

4連勝は伊達ではない!

6月の終わりには春のグランプリホースを決めるレース、宝塚記念が開催される。今年のこのレースを制したのは1番人気の『ポニーフラッシャー』(ひまわり氏所有)だ。

単勝1番人気とファンの支持を受けて挑んだレースでは、馬場を考慮してかスタートから中団に待機。直線では他馬が横に一列に広がる中、大外から脚を伸ばし2着以下に4分の3馬身の差を付けてゴールを駆け抜けた。重馬場も苦にせず後方から見事な差し切りを決めた。

「まだ4回しか走ってないんですよ!前走のオープン戦でも勝ちましたが、正直今回はGTを勝てるとは思いませんでした。まだ成長しきっていないのに能力で勝ってしまいましたね。これはこれからの成長が楽しみな1頭です。秋にはより一層活躍が期待でき

ます」と鞍上の岩田康成騎手。

今年の4月にデビュー戦を勝ち上がり、わずか2ヶ月でのGT初勝利となった。しかも、負けなしの4連勝。この記録がどこまで続くのか今後も目が離せない。

砂のダービー馬は
ダイレクトダメージ

ナイト競馬で開催された、ジャパンダートダービーが7月の第2週目に行われた。このレースを制し、砂のダービー馬に輝いたのは5番人気の『ダイレクトダメージ』(なんぴとたりとも氏所有)だ。

レースでは先行集団に付け、直線で前の馬を交わすと、後続からの追撃を許さず見事に勝利を収めた。これが嬉しい初GT制覇となった。

安定した先行力や、芝、ダート問わず走れる適性力があるので、これからも同馬の走りに大注目したいところだ。

注目の2歳馬特集!

続々と新馬戦が始まる中、まだデビューをしていない注目の2歳馬達を紹介しよう。どの馬も、全体的な能力がとても高く活躍が目立つだろう。

最初に紹介するのは『スギヤマザマスオー』(悲惨ダー杉山氏所有)、只ならぬオーラが漂う芦毛の牝馬だ。文句の付けようがないぐらいの好馬体をしている。主に、芝のマイル辺りで活躍が期待できる。

次に紹介する馬は、『ドギーイヌニダ』(ドギーマン氏所有)だ。成長はまだまだ先で、活躍の場はしばらくお預けだが、馬体が完成したときの走りは他の馬を圧倒してしまうだろう。主に、芝の中距離が合っている。

最後に紹介するのは、『ドナマチクパーク』(T様氏所有)だ。鋭い差し脚の持ち主で、後方からのレースが得意。適性距離も広く、中距離から長距離までこなせるため、来年のダービー、菊花賞を狙える逸材だ。

ダイレクトダメージ スギヤマザマスオー ドギーイヌニダ ドナマチクパーク