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Live!スポーツ アスコット版 第13号

皐月賞射程圏内

弥生賞はカーマインアピス

春クラシックへ飛躍

皐月賞の前哨戦、弥生賞は『カーマインアピス』(ヒサミン氏所有)が勝利した。

スタート直後から好位置をキープすると、直線では力強い走りで、ラジオNIKKEI杯で敗れた『グラインドハウス』(みどり牧場氏所有)へのリベンシを見事果たし、重賞初勝利。最重要トライアルを制し、皐月賞制覇へ大きく飛躍した。「強い競馬でしたね。スタートも良かったし、道中も落ち着いていました。勝利の中にも課題を多く見つけましたので、皐月賞までには克服して、完璧の状態で本番に臨みたいですね」と勝利の余韻に浸りながら、本番への意気込みを力強く語った、主戦のまみりん騎手であった。

同馬の父は弥生賞勝利し、且つ、皐月賞を勝利している『マキナハヤスサノオ』(唯識氏所有)。父に肩を並べる為にも、皐月賞は是非

とも勝利したいところだ。五月晴れの中山競馬場を駆け抜けるカーマインピアスが今から楽しみだ。

いざ桜の舞台へ

桜花賞トライアル、フィリーズレビューは『イナカリップス』(伊那家紋氏所有)がゴール前での混戦を制し、桜花賞の有力候補へ名乗りを上げた。

約2ヶ月振りとなったレースでは、好位で流れに乗ると直線で主戦の田舎騎手と外へ展開。逃げる『セントサーフィン』(シン氏所有)と『ジョンブリアン』(伊藤聖氏所有)の2頭を捉え、猛追する『バリチャート』(バリスタ氏所有)を振り切って勝利した。「気持ちが入ったいいレースでしたね。重賞クラスを走ってみても十分に通用しますね。もともとの能力は高いですから状態がもっと良くなれば、クラシックも楽しみですね」と 主戦の田舎騎手はコメントした。

イナカリップス

大注目!2歳馬特集

26シーズン目を迎え2歳馬たちが続々と入厩している中、本紙が注目する2歳馬たちを紹介しよう。

1頭目は『マデュラスカル』(まろ氏所有)を紹介。文句無しの好馬体。父はGT5勝のビッグネーム『スカルカルネアデス』(スカル牧場氏所有)だけに、受け継いだ素質はアスコットサーバー屈指の1頭。記者が牧場を訪れた時に見た走りは、軽いフットワークから繰り出されるパワー溢れる走り。完成には時間を要するが、長い目で見守ってもらいたいものだ。短い距離よりも長い距離での活躍が見込めそうだ。

2頭目は『シアリアスサークル』(ペリーっす氏所有)に注目。こちらも1つ前に紹介したマデュラスカル同様、素質はアスコットサーバー屈指。全体のバランスが非常に良く、欠点も見当たらない様子。芝、ダートの両方でも活躍が見込める。